友人の星宮嬢と一緒に考え中の、オリジナルファンタジー物語「紫電の瞳」の簡易世界設定メモ。
++ 世界観
エメルローグ 物語の舞台となる、世界の名前。
文明レベルは中世ヨーロッパ程度であり、剣と魔法が基本となる世界観。
ただし、一部突出した科学技術などもあり、剣と魔法+α…といった所。

かつて三柱の神々により創造される球状の世界だが、そう認識しているものは少ない。
現在は、眠りに付いた神々の代理として残された神竜達に見守られ、管理されている。

人族の繁栄が一番目立つ世界である。
国家
ファーレンハイト共和国 剣と魔法と竜の国。王都はヴォーレス。
(竜族が住まう竜の峰をひとつの国家として見ているため、共和国を名乗る)
トリニティ神聖王国 神を崇拝する女系上位の宗教国家。王都はアルテナ。
アポリオン連邦 最新鋭の科学技術なども取り入れる軍事国家。王都はゼクライヤ。
 上記の三国家が、絶妙なバランスの元、人々を統治している。
++ 環境
特徴 惑星としてのエメルローグの地軸は地球とほぼ同じ程度傾いている。
そのため、四季が存在しており地域によって程度の差はあるが季節を感じる事が出来る。
北の死の島の周辺では白夜という現象も起こる辺りは地球と同じ。
ただし、オーロラは滅多に出現することが無い。
また、北極、南極にあたる部分も冷えてはいるが氷の大陸が出現していたりはしない。
この事から、世界的に地球より暖かい環境にあるようである。
季節
春〔ヴァサンタ〕 エメルローグ暦では3月〜4月。地球でいう3月〜5月頃。
雨季〔ヴァルシャー〕 エメルローグ暦では6月で、雨が降り続く日々が続く。
地球で言う6月頃。
夏〔グリーシュマ〕 エメルローグ暦では7月〜8月。地球でいう7月〜8月頃。
涼季〔シシラ〕 エメルローグ暦では9月で、秋が来る前の涼しい季節だが嵐も多い。
地球で言う9月頃。
秋〔シャラド〕 エメルローグ暦では10月〜11月。地球で言う10月〜11月頃。
冬〔ヘーマンタ〕 エメルローグ暦では12〜1月。地球で言う12月〜1月頃。
凍季〔クリシュナ〕 エメルローグ暦では2月。地球で言う2月頃。
 一年は400日、1日25時間、一週間は7日、一ヶ月が33日となっている。
 月の名前は星座名で、曜日の名前は精霊名で呼ぶのが基本的。
 ちなみに唯一、13月だけは4日間となっており、これは神が定めた休息月だからだという。
 詳しくは、【エメルローグの暦】の項にて説明する。
++ 種族
基本種族 エメルローグには、神々が生み出した生物と魔の眷属が生み出した生物が雑多に存在する。
 実際に世界に存在する各種族を、以下に羅列すると
人族 世界で一番多い種族。
嘗ての世界創造の際に、神の姿に似せて造られたとされる。
獣人族 獣の要素を身体のどこかに持ち合わせる種族。
完全に獣の様な者もいれば、殆ど人間と変わらない者もいたりと多種多様。
血の濃い者は獣の姿に変じる事も出来ると言う。
エルフ族 色白の肌ととがった耳が特徴的な森の民。
里のある森の集落から殆ど出てこないため、滅多に姿を見る事は無い。
竜族 神々の代理である三頭の神竜が自分達に似せて作りだした種族。
世界中の様々な地域に適応した種が存在しており、人々と共存する者も多い。
もっとも竜が多く存在する地は『竜の峰ドラゴンズピーク』と呼ばれている。
精霊族 世界に満ちる純粋なエネルギーの集合体が意思を持ったもの。
現在、七種類まで存在が確認されている。
妖精族 人族や神族に近いが、しかし異なる種族。
大抵は小さな小鳥程度の大きさで、様々な自然現象を起こす事が出来る力を持つ。
神族 世界を創造した三神をはじめとした神やその僕である天使などのこと。
人族などの信仰の対象になったりもする。
存在しているのは確かだが、滅多に人前に姿を見せる事は無い。
魔族 異次元に存在する魔界に棲む者達の事。
姿かたちは様々だが、基本的に生物を襲いその生命力を糧とする者が多い。
 …となる。
 各種族について、詳しくはまた別項にて。