Tips |
ヒプノス・ヴァレスティ | |||||
ウェーブがかった白髪と真紅の瞳が特徴的な、黒のローブで全身を覆う三十後半~四十前半ぐらいの齢をした男。非常に愛想が悪く、基本的には常に不機嫌な顔か、全てを見下したような顔をしていた。独特な口調で喋る癖がある。古代文明への造詣が深く知識量はエールステゥと同じかそれ以上。普段はルイと組んで行動している冒険者でもある。 実はエールステゥとは深い馴染みであり、何かの恩がある様子。また、その関係でか崇拝する勢いで尊敬しまくっており、強い執着心のあまりひっそりとストーキングしたりしている変人でもある。 |
ルイ・エクトル・シルヴェストル | |||||
翡翠がかった長い金髪の三十後半~四十前半ぐらいの齢をした男。アクセサリーや刺繍などで派手な衣装を引き摺り、背には竪琴を携え、常に明るく快活な笑顔を忘れないやたらと声がデカく煩い人物でもある。 吟遊詩人兼精霊術師として活躍しており、その腕前は一流。エールステゥやガルムとも何度もPTを組んだことがある冒険者の一人。ただし、その奇抜な言動故にか相性がいいとは言い切れない様子。普段はヒプノスと二人で組んで行動している事が多い。 |
竜角(りゅうかく)の剣(つるぎ) | |||||
かつて、エールステゥが火竜『イア・ネゥルク』を打ち倒した証に得た剣。火竜の角から切り出され磨き上げられた飾り気の少ないシンプルな剣だが、その内には強大な火竜の魔力が今なお息づいているためか、刀身に炎を孕み常に火の気を纏う魔剣の一種。 『門』の間で床に突き立てる事で吸い込まれる事を回避しようとしたが、不思議な力場によって弾き飛ばされ行方不明になっていた。後に、海洋考古学研究機構《アクエリア》の調査員によって発見され、ガルムへと預けられる事となる。 |
星海(せいかい)ゲート | |||||
遥か遠くの地と現在地を繋ぐための技術の総称。 その特徴は一般的に二つとされ、 ・入り口とされるゲートが存在すること ・ゲートが、異なる場所へと瞬間的に移動することを可能とする機能を有すること と言われている。俗に言う転移装置の事。その形状は様々であり、門の様なものもあれば遺跡の一部であったり、光の輪或いは落ちた穴が〝星海ゲート〟だった……などという事例も存在するらしい。 |
精霊術(せいれいじゅつ) | |||||
世界に存在する精霊と呼ばれる存在の力を借りて、様々な現象を引き起こすための技術。精霊の助力を得て扱う場合が殆どだが、中には無理矢理精霊を従えその力を酷使する者達も存在する様子。前者は精霊に対価を与える、或いは力を認めさせる事で契約を得る事が多い。 基本的には素養が必要であり、認められた者は『精霊術師の徴』を身に刻んでいる。これは一種の呪印に似た刻印のようなものであり、自らの意志で見えない様にすることは可能だが消え去っている訳ではないらしい。精霊に許され術師としての技量を認められた証とも言える。 |
徒渉(かちわた)る神(かみ)の目(め) | |||||
名の知れぬ神の眼窩から抉り出した瞳。その神は失われた自分の目を探してさ迷い歩くようになったため、「徒渉る神」と呼ばれる。一説によれば、この目に映るものを、その「神」は依然として見る事が出来るのだという。 かつて冒険者としてエールステゥは一度コレを手に入れたが、色々あって既に手放してしまっている。 |
蒼(あお)のトゥク・トリ | |||||
蒼い鱗と蛇に似た姿、ニ対の角と魚の尾の様なヒレ、そして翡翠色の瞳をした海竜。 高い知性の持ち主かつ永くを生きている様子で、人の言葉を操ってみせた。ヴィーズィーが助けて欲しいと依頼してきた〝友人〟であり、元々は異なる世界の存在らしい。 エールステゥの異質な左目に秘められた力を見抜き、その解放の原因を作った。目の正体については何かを知っている様子だが……? |
船(ふね)の墓場(はかば) | |||||
海底探索協会テリメイン支部のある場所から近くにある海域。 海底に沈んでいる遺跡や岩礁等の関係で複雑な海流が生まれ、廃船の溜まり場となった。 周囲には遮蔽物が多いためか、住処として生息する海洋生物も少なくはない。 |
ヴィーズィー | |||||
白と紺のローブと勾玉のネックレス、そして顔を覆う白い仮面を身に着けた性別不詳の人物。気配もなく姿を現す、異世界の技能の使えない地なのに遠方に幻影を飛ばす……と、非常に謎が多い。 配布品のスキルストーンを失い途方にくれていたエールステゥに、新たなスキルストーンを得る機会をくれた。現在は、かなり奥地の海域に居るらしい。その行動原理やエールステゥを助けた理由は不明だが悪人ではない……と、思われる。多分。 |
門(もん) | |||||
エールステゥ達がアンブロシア近海の海の底に沈む遺跡の中で見つけた建造物。 他に何一つ物が無い最奥の一室に設置されていた、四角い石製の枠の様な物体。 大理石のような手触りだが未知の物質で出来ている可能性が示唆されている。 また、その加工技術からしてかなり高度な技術力を持つ文明の手によるものだと推測されている。 満月の夜に起動し、エールステゥを異世界にあたるテリメインへと跳ばしてしまった主原因。 |
精霊(せいれい) | |||||
土地に根ざした実体化した意志持つ力の欠片。 エールステゥは精霊の力を借りる術を持っている様子だが……? テリメインの海では、エールステゥの知る精霊の力を扱うことが出来なかった。 |
ガルム・ルー・ガルー | |||||
黒と紫のザンバラ髪と、2mはある筋骨隆々の身体、そして半裸の民族衣装が特徴の中年。全身傷だらけで馴れ馴れしく暑苦しい性格の持ち主。 エールステゥとは同郷の生まれ育ちであり、腐れ縁の仲で、冒険者として組む機会も多い。通称は「ガル」。 |
海洋考古学研究機構(かいようこうこがくけんきゅうきこう)《アクエリア》 | |||||
海洋考古学を主として扱う、賢者の塔から派生した研究機関。 ルカーディアはこの機関の所属員であり、エールステゥの依頼主にあたる。 各地に支部が存在しており、今回は遺跡と海の町〝アンブロシア〟の支部が主導の発掘調査の様子。 |
ルカーディア・エル・イズ・オルヌム | |||||
エールステゥに名指しで海底遺跡探索依頼をしてきた男性。 海洋考古学研究機構《アクエリア》所属。 金髪碧眼と胡散臭い笑顔、そして銀縁の眼鏡が印象的な人物。 通称は「ルカ」。 |
宿(やど)の亭主(ていしゅ) | |||||
冒険者宿の実質的な経営者。黄昏の梟亭の亭主は少しハゲ気味の壮年男性である。 親しみを込めて「親父さん」と呼ばれる事が多い。 |
冒険者(ぼうけんしゃ) | |||||
簡単に言うと何でも屋みたいな職業。 荒事から雑事まで、何でも引き受けるのが売りである。 傭兵との大きな違いは、荒事メインではないという事か。 とはいえ、それは冒険者によりけりで傭兵まがいの者や異種族もわりと多いらしい。 |
黄昏(たそがれ)の梟(ふくろう)亭(てい) | |||||
〝冒険者〟と呼ばれる職業の者達が集う宿のひとつ。 基本的には住み込み制で宿の亭主によって運営されている。 この宿が依頼を引き受け、契約する冒険者達に仕事を斡旋する……という業務形態。 |